世界福利厚生調査データによりますと、世界で祝祭日の日数が最も多い国はインドとコロンビア(18日)、最も少ない国がメキシコ(7日)であったのです。https://www.mercer.co.jp/newsroom/2014-global-public-holiday-entitlements.html

西欧諸国は少ない傾向が見られ、日本は3位(15日)と比較的多い方なのです。

そして、やはりフィリピンも多く14日となっているのです。



しかし、祝日の多い日本は疲弊し 祝日の少ない西欧諸国はロング・バケーション等をとってリフレッシュしているようなのです。

NWESポストセブンでは、このあたりを以下のように述べております。

「欧米で祝日があまりないのは、有給休暇が従業員の権利で、各自が好きなときに取得するのが当然とされているからです。祝日ばかりが増えると、かえって他人の予定で自分の都合が拘束されてしまって使い勝手が悪くなる。

一方、日本の会社ではいまだに有休をとると周囲から白い目で見られるため、“お上が強制的に休ませるしかない”という話になって祝日がどんどん増えていく。社員が有休を使わないのは、サービス残業と同じく、日本の会社が“滅私奉公”を示さなければ出世できないルールになっているからですね」

また、こんなご意見もございます。

祝日に休んだ分を平日で取り返さなくてはならない正社員が疲弊するのはもちろん、時給で仕事をしている非正規社員はさらに悲惨で、休みが多ければ収入が大幅に減って生活できなくなってしまいます。ところが日本では、正社員よりも『身分』の低い彼ら/彼女たちのことはどうでもいいと思われているので話題にすらなりません。こんなところにも、日本が先進国のふりをした前近代的な身分制社会であることが表われています」

(お盆時やゴールデンウィークの時の意見)「大型連休」もすべての仕事が休みになるわけではない。観光客を迎えるサービス業などは例年以上のフル稼働に追われるのは必至だ。多くの人が連休の前後で普段以上の仕事に追われるのも想像に難くない。その“しわよせ”は必ずどこかに生じている。



一方、日本同様祝日の多いフィリピンは日本とは正反対なのです。

例えば、フィリピン人は祝日で休んだ分を平日で取り返そうとは絶対に思いません。あくまでも、定時ぎりぎりに来て、終了時間とともに終了します。

有給もきっちりと自分の好きな時にとり、忙しいシーズンでも旅行等にお出かけします。引継ぎなしで有給消化をするものが多いので、そこの部署はその間仕事がストップすることはしばしばです。(医者達も予約をしていても、自分達の都合で旅行に行ってクリニックを閉じます)

だから、他人の予定で自分が拘束されるということとは無縁な人生なのです。フィリピン人と日本人はどちらが幸福なのでしょうか?

そんないつも明るいフィリピン人を見ていると、本当に羨ましい限りの今日この頃です。

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