以前、フィリピンが移住先としての人気の理由を書きました。http://www.livedoor.me/archives/5093860.html

実際、多くの日本人の方がセブ島に移住して生活しているのを目の当たりにします。

しかし、多くの日本人の方がフィリピン移住をあきらめて日本にご帰国されたのも目の当たりにしたのでした。



多くの日本人方がフィリピンをあきらめた理由ですが、

・食事があわない
・娯楽が少ない
・インフラの脆弱さに耐えられなくなった
・余計な出費が意外と多く、家計が厳しくなった(医療費や家の改修等)
・フィリピン人のいい加減さに疲れてしまった
・一軒家、コンドミニアム等に発生するゴキブリ、アリ、蚊等に耐えられなくなった
・衛生面や医療水準が低い

食事につきましては、よくフィリピンは物価が安いなどと言われてますが、安いローカルレストランなど行くと、レストランの中にはハエや蚊がとびまわっているし、痛んだ食材なども提供されます。普通の日本人が我慢できるレストラン(日本食レストラン含む)に行くと、日本並みの料金がかかりますが、質は日本よりずっと下がります。

インフラ面ですが、未だに停電や断水は起こりますしエレベーターも故障やメンテナンスで利用できないことが多く、インターネットのスピードは日本よりはるかに遅いのが現状です。



中でも1番多かったのは、衛生面と医療水準に絶望して日本に帰られた方が多いでしょう。

例えば、一家総出で駐在していてもお子様が大気汚染で喘息になってお父さんだけ残して日本に帰ったケースもありました。

また、ご持病をお持ちの方がこちらの医療水準や病院での衛生面に絶望されて帰られたケースも数多く拝見致しました。(セブの総合病院でも蝿や蚊は普通に飛んでいるし、入院中にナースに点滴針を刺されまくってまいった方もいます)

さらに、医者や看護師とのコミュニケーションも難しいこと(言葉だけでなく考え方の違い等)も、大きな壁となって立ちはだかったます。

だから、海外移住を薦めるエージェント達は、メリットしか言わないので要注意なのです。(視察をしても、良い部分しか見せられないのです)

移住前は、気になることは徹底的に解決するのが得策でしょう。

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