フィリピン中央銀行によりますと、フィリピン人の72%が生活費や事業の資金調達先として未登録の消費者金融を利用しているという記事を以前拝見しました。

当然そうした消費者金融は銀行よりも不利な金利や返済条件が設定されております。

だから、フィリピン中央銀行は銀行の利用を勧めているのです。



しかし、フィリピン人の平均貯金額が約20,000円といわれており、銀行口座をもっていない人が多いのです。

なぜ銀行口座をもっていないかと言いますと、口座開設のためのお金がないからなのです。また、貯金に興味がないフィリピン人が多いのです。(お金が入れば、すぐに何かを購入します)

だから、銀行口座をもっているフィリピン人は約15%にすぎないのです。

貯金をしないフィリピン人を支えているのは、海外からの仕送り(多くのフィリピン人がアメリカやドバイ等を目指します)、そして質屋(送金業務がメイン?)でしょうね。

そのようなフィリピンに目をつけたのがインド人でファイブ・シックスと呼ばれる高利貸しが暗躍しているのです。



そして、クレジットカードも徐々に普及しているのですが月利がひじょうに高いのです。

ちなみに、クレジットカードの普及のおかげでたくさんのフィリピン人が自動車(中自動車も多いです)を購入でき、セブ島は自動車で蔓延しているのです。

そうした状況に目をつけたのが、日本の消費者金融のフィリピン進出したアコム・コンシューマー・ファイナンス社です。

はたして、海千山千が多いフィリピンで成功できるのでしょうか?

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