新たな外国人受け入れ拡大制度を4月からスタートしておりますが、外国人たちは日本で快適にすごせるのでしょうか?

と申しますのも、
世界33ヶ国を対象に行った社会のルールに関する文化比較調査で、日本が“文化的に窮屈な国”の8位だったと記憶しております

ちなみに 最も窮屈な国”はパキスタン、2位はマレーシア、3位はインド、“窮屈ではない国”の1位はウクライナでした。


わが嫁も日本には約4年間滞在しましたが、日本の窮屈さは相当感じたようです。

確かに 日本では変わった事をしたり、人と違う生き方をすれば、“変な人”と思われる風潮があり、嫁はそれを敏感に察知したかもしれません 

実際 電車の中で僕達が英語で会話をしている時も、奇異な目で私達を見る日本人は多かったように思います。

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加えまして、嫁は日本人の英語能力の低さには驚いたようでした。

当初は 「少しぐらいは英語でコミュニケーションができるだろう」と思っていたのですが、ほとんどの日本人が全く英会話ができない
事を悟り、「日本語を覚えなければ!」っと 日本語の勉強を始めたのでした。(しかし、フィリピン人なのでそう長くは続かなかったのでした)

また、日本の教会でもフィリピン人達やインドネシア人達はしきりに日本の息苦しさや日本人とのコミュニケーションの問題、または外国人が困った時の対応の冷たさを嘆いていました。

ちなみに、日本はCAFが発表した人助けランキングにおいては125カ国中最下位でした。(2009年から2018年まで10年間に渡り、125カ国以上の国々を対象に、130万人以上の人々にインタビューを行い、この10年間の調査データを集計して出した”World Giving Index 10th edition”)



さらに、日本にはいまだに外国人差別が根強く残っているように思えます。(欧米人にはコンプレックスをもっておりますが) 

これらの事が原因で、フィリピン人達やその他外国人にとって日本は住みにくい国となっているのでしょうね。 

こう法案が成功するには、日本の環境整備が必要かもしれません。さもないと、日本側にとっても外国人受け入れ制度はメリット以上にデメリットが生じる恐れがあるでしょう。

しかし短期の旅行では、超快適な国なので、しょっちゅう日本に帰りたいと思っている今日この頃です。

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