先日の記事でも、電車の運転士が乗客に通報されるのを恐れて水分をとれず、脱水症状に陥ったことを掲載いたしました。http://www.livedoor.me/archives/5085670.html
消防車がうどん屋に止まっている時は、「消防車がうどん屋に停まっているんだけど」 と通報をされたこともあります。
さらに、大阪市浪速区では救急車で病院に搬送した後に救急隊員3名が自販機でジュースを購入したことを見つけ大阪市にクレームをあげたそうです。
大阪市からの回答は、「救急車内での血液付着が多く、そのふき取りと消毒に時間を要した為、次の出場に備えて水分補給をその場で行う必要があったようです。当局では、必要に応じ活動中の水分補給を適宜行うよう周知しているところであり、今回の場合はやむをえなかったと考えます。救急隊は、連続出場や長時間にわたり活動する場合もございますので、ご理解賜りますよう、よろしくお願いいたします」 という、全うで丁寧な回答であったようです。
私は1年に1回ほど日本に帰国しますが、やはり日本での生活は窮屈に感じます。電車の中で子供が騒ぐと、周りの人達は険悪になり舌打ちが聞こえるし、人身事故で電車が遅れると鉄道会社の係員につめよる人を多数拝見しました。
実はこういったことは、フィリピン・セブではありません。警察官が遊んでいても通報する人はいないし、事故で大渋滞がおころうと、詰め寄る人はいないのです。
何があっても明るく楽しいのがフィリピン人で、この辺が日本人とは大違いなのです。だから、私の周りの日本人達もセブ島から日本へ帰るのが嫌になり、セブ島に滞在している方が多いのです。
日本は便利だし、日本人はとてもモラルがありますが、厳しすぎて他人を知らないうちに傷つける傾向があり、そのことが発展し、引きこもりや鬱病になることもあるし、窮屈にも感じます。
フィリピンは逆でモラルが欠如したり便利ではないのですが、フィリピン特有のゆるさがあり、このことがフィリピン好きな大きな理由の1つだと感じている今日この頃です。
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コメント
コメント一覧 (2)
日本社会では常に他者の「視線」を意識して生活する 必要があります さもないと
変人扱いされてしまいます 個を出しても 同じです 出し過ぎると「潰されます」
勤め先や学校でも 他者と同じように「振舞う」ことを暗黙のうちに要求されます
公共交通機関 商業施設 飲食店 Etc......も非常にきめ細かく且つ正確に運営されています
お客様第一主義の影響でしょう 気配りと言う「習慣」もあります
フィリピン社会は日本社会の「真逆」のようなものかもしれませんね
公共機関の利用時や勤め先では、本当にストレスがたまりますね。しかし、少し他人にきびしすぎると感じます。フィリピンは逆なのですが、居心地はいいと思いますが、サービスされる側になると、「なんで?」と感じることが多いのです。また、たいていは許せることですがw