フィリピンのセブ島北部西海岸に浮かぶ『バンタヤン島』が第2のボラカイ島として、売り出されそうになっているようです。
この島の面積は約134平方キロ(マクタン島の2倍以上)で島内に3つの町を持ち人口は近隣の小さな島と併せて約15万人とさほど大きくはありません。
また、セブ市からはバスと船を乗り継いで5時間近くかかり少し不便なので、あまり訪れる人も少ないのです。
フィリピン政府は、まだ開発されきっていなくて美しいビーチが残るこの島を第2のボラカイ島として観光地開発をするために、島内にある飛行場を拡張する計画が進んでいるようなのです。
現在のバンタヤン島の空港は長さ900メートルの滑走路を持つ簡易な飛行場はあるが、セブからの遊覧小型機が訪れる程度の利用で、空港として機能はしておりません。
だから、その空港の滑走路を1500メートルに延伸して、マニラなどの都市から100人程度の飛行機が直接離着陸出来るようにして、バンタヤン島の観光開発を計るとしているようなのです。
しかし、空港を拡張してバンタヤン島を売り出すとあっという間にボラカイ島のように、観光開発による環境破壊と汚染に侵されるかと思います。
地元の人の環境保全の意識や、ゴミ処理、排水設備も貧弱で、こういった社会的インフラを同時に進めることが必要とされるが、フィリピン人の傾向としてましてそのあたりはあまり熱心に進めなく、客をおびき出すことばかり熱心になるでしょうね。
加えて、フィリピン人だけでなく多くの中国人・韓国人が訪れるようになるだろうし(実際、中国人・観光人によるフィリピンの環境破壊はすさまじい)、せっかくの自然がどんどん破壊されていくのが目に見えます。
フィリピンの環境破壊の図式はわかりやすのです。こうしてフィリピンの綺麗な風景がどんどん壊されていくのです・・・
コメント
コメント一覧 (2)
ネグロスオクシデンタルの空港 拡張 移転で ひと悶着あったように(シライに移転・建設)
利権がらみの 凄まじい攻防でしたね
上記空港の場合も 不動産等々の利権もありますから あの手この手の お芝居がありそうですね
(地元の有力者・議員 マニラの中央省庁の役人・官僚・議員 etc.)
イロイロの空港は日系企業が 落札・建設しましたから 数十年は問題なく使用できるでしょう
しかしながら バンタヤン島の空港建設を 韓国或いは中国(大陸)の企業が受注・建設したら
数年で 御釈迦 になるでしょうね
それにしても フィリピンは お金で どうにでもなるのですね 韓国語を必修科目にしようとしたり
クリスマス休日を一週間 早めたり... 今年は12月中旬から 物騒になりそうですね...(;´Д`)
日本でさえ利権がらみですさまじい攻防があります。フィリピンでは、どうなるかおわかりでしょう。
フィリピンは大統領の権限と宗教の力が強すぎますので、これらによってすき放題にされるのです。