今年の3月頃、日本(特に沖縄)では麻疹が流行し台湾からの訪問客からの感染経路が疑われてました。

フィリピンは台湾から来られる人が多いので、フィリピンも麻疹が流行るだろうなと思ってましたが、案の定フィリピンでも麻疹の患者さんが多い模様です。

ちなみに今年1月から4月半ばまでに確認された患者数は805人で、昨年同期の患者数24人と比較して30倍以上の数字で、特にマニラ首都圏とミンダナオ島地域での流行が顕著なようです。

そして、感染者死亡は
15人となっております。死亡した15人の内、13人はワクチン接種を受けていなくて、ワクチン接種をしていれば防げたと見られております。

麻疹の厄介なところは感染力がかなり強いことで(インフルエンザの約10倍と言われております)、感染経路は空気感染、飛沫感染、接触感染と多彩なので厄介なのです(空気感染もするので、たとえ患者に触れなくても、たとえ飛沫を浴びなくても、ただ患者がいる部屋の空気を吸うだけでも感染することもあるようです)。

人ごみは避け、常にマスクをし、こまめにアルコール消毒をする等でリスクは減らすことはできるでしょうが、如何せん感染力が強いし、日本人・フィリピン人は人ごみでも平気でくしゃみや咳をするので防ぎようがないですね・・・

抗体がない方は、予防接種を受けるのもいいでしょう。ちなみに、感染してしまいますと麻疹のウィルスを殺す薬がないので食事・飲み物等で免疫力をあげる療法となるでしょう。

私の場合は、幼い頃に一度かかっているのでおそらく大丈夫だと安心しておりますが、嫁が妊娠しているのでアルコール消毒やマスク等で予防に勤しんでいる今日この頃です。

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