群馬大病院(前橋市)でまたもや医療ミスが発覚しました。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180330-00000105-san-l10
ここの病院は、以前も腹腔鏡手術後で8人死亡しており、ブラック病院の感じがします。
病院側は会見で、担当医がコンピューター断層撮影(CT)の診断報告書を誤認し、男性患者の胆管がんの治療が遅れたことについて「原因は報告書の誤認であることは明らか」としながらも危機感のない弁明に終始し、事後的な対応でもがんを発見し、「できるだけの責任は果たせた」とまで言い切り、反省の色は見えない様子なのです。
死亡した男性患者の担当医は平成28年7月の診察で報告書を確認する際、「例年だと最新のものがある」と判断してパソコンを操作したが、報告書は前年のものでした。
病院側が会見で提示したパソコン画面には各報告書の年月日が明記されており、誤認は防げたはずでした。
そして、驚愕の見落とした理由ですが、病院側は、男性が年1回のペースでCT検査を受けていたため、「日付が極めて似ていた。(画面上の)一番上にあって、思い込みなのかもしれないが、診察当日のものと勘違いした」と弁明したのです。
担当医は自身もCT画像を目にしており、その時点で悪性腫瘍の可能性に気付けなかったのかという疑問も残るが、田村遵一病院長は、「見落としは見落としだが、ある程度やむを得ないと個人的には思う」と述べたとのことです。←これは、開き直りでしょうか?
私自身、セブの総合病院で3年強働いていたのですが、当時1000以上の検査に携わっておりますが、このような間違いは皆無でした。
なぜ、日付を間違うのか?また、ドクターが気づかないのか?日本の医療の世界は闇ですね。
ドクター達は当然間違いを起こしますが、スタッフはドクターに間違いを進言できない空気があることやチェックをできない空気があることが問題の1つなのでしょうね。
フィリピンのドクター達にも当然指摘しずらい雰囲気はありますが、私はためらわずに間違いがおおりそうな時は進言しましたし、受け入れていただきました。
しかし、さすがに1年前の検査結果を見て診断するというお粗末な間違いには一度もめぐり合わなかったのは、ラッキーだったと感じている今日この頃です。
フィリピン以下の病院が日本にも存在
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コメント
コメント一覧 (10)
従って日常生活においても目上(上司)からの指示は絶対的です
親子兄弟も同様です 医師の指示は相対的なものではないのです
過ちがあってもそれは看過されてしまうのでしょう
富士見産婦人科病院事件も悲惨でしたけどこの件はそれ以上かもしれませんね
今朝のニュースでも順天堂大学附属病院で50年前に赤ちゃんの取り違えがあったことが
報道されていました 週刊誌に取り上げられて発表せざるを得ない状況に追い込まれたようです
隠ぺい改ざんは日本の習慣❔
日本は医者の数が足りておらず、医療ミスが多発している国なのです。
昨年も大阪で生後2ヶ月の子に補助チューブを誤って食道に挿入して現在も心配停止状態という事態や山梨でも交通事故の患者に違う血液を輸血して死亡させた事件もあります。2016年も長崎で糖尿病患者に約10倍のインスリンを投与して死亡させた件、東京では人工心臓の設置失敗で3人を死亡させ、同年大阪でも検査結果で胃がんの診断名が出ているのに、主治医が見落として7ヵ月後に発覚するという浅ましい事態が連発しているのです。
日本は決して先進国ではなく、改ざん・隠蔽で隠している途上国なのです。
私も医療関係の仕事ですが、明らかにおかしい説明を患者にしていたので、説明が終わった後に「こうじゃないですか?」と指摘すると「お前は医者か?判断は私がするんだ」と言われ全く聞いてもらえないことが何度かありました。
まぁそういう医者ばかりではではなくしっかりと意見を聞いてくれる医者もいますが。。
医者が絶対的というのを是正すべきですね。以前、何かの記事で医者の正診断率は30%でもかなり高いと拝見しました。7割が間違うのに、まわりが進言できないというシステムが間違いを招く根本でしょう。医者だけでなく、弁護士、議員等のエリート意識、職業差別を撤廃すべきでしょうね。日本は馬鹿げた医療事故が多すぎます。
良太さん、こんにちは。
2015年は東京の病院が連発でやらかしてますね。順天堂付属医院では心不全の患者さんに対して間違って強心剤の投与をたたれて寝たきりになったり、東大付属医院では多臓器障害の患者さんへの薬を間違って死亡させたり、慈恵会付属医院では肺がんの検査結果が出ていたが1年以上見落としていたりと、高校生のアルバイトでもやらかさないミスを大病院・医者達がやらかしてます。
おそらく、隠蔽などが多いのでこれらは氷山の一角なのでしょう。
「お前は医者か?」このセリフは、私もセブの女性ドクターから言われました。ただ、1番懇意にしていたドクターからは、「私は完璧ではないので、疑問に思ったことがあればどんどん意見を述べてね」と言われていたので、仕事はやりやすかったです。
セブの医療の現場で働いた後日本へ帰国し、何回か日本の病院に行った時に感じたことは、多くのドクター達は最低限の説明はするが、つっこんだ質問をすると苛立ち、面倒くさがり、「患者は黙って医者の言うことをきけ」と思っているのがわかります。だから、医者ってそんなに偉いの?と思ってしまいます。なかま様のご指摘通り、きちんと意見を聞かれるドクターも大勢いるのは認識してます。
大学病院は怖くて行けません。殺されます。
新生児取り違えって、ドラマみたいですね。たとえ、取り違えても成長していけばわかるような気もしますが。
確認ができれば、防げる事故が多いですね。医者は確認作業が嫌いなのでしょうかね。通常の仕事では、確認作業は重要で絶対しなければいけないことなのですが。