朝日新聞に、誤った使い方によって薬が効かなくなる「耐性菌」の広がりを抑えるため、医師が乳幼児の風邪や下痢に抗生物質を使わずに適切な説明をすれば、医療機関に報酬を支払う新たな仕組みを設けるとありました。
http://news.livedoor.com/article/detail/14316042/
以下、4月以降、風邪や下痢で初診の3歳未満に、手引に基づき抗生物質が不要と医師が判断した場合に病院や診療所側に800円が支払われる。幼いと副作用が出やすいため、この年齢層から始めるという。患者側は2割(未就学児)を支払う。保護者らが薬を求めれば、「ウイルスに効かない。副作用が出たり長引いたりする場合がある」「大部分は自然に良くなる」といった説明で理解を促す。と続きますが、要は、日本の医者達は何でもかんでも抗生物質を使うので、きちんと診察しなさいと厚生省が動いたようですね。
私は、2010年から約3年セブの総合病院(チョンワ。ホスピタルとセブドクターズ・ホスピタル)で働いていた時に、数人のフィリピン人ドクターから、「熱が出る場合は、ウィルスか細菌が原因で細菌の場合には抗生物質を処方する」「日本のドクターは、原因をみないですぐに抗生物質を出すようだね」と言われたものでした。
フィリピン人も総合病院で働くドクターは日本の平均レベル以上のドクターが多いし、アメリカで学んだドクター達は明らかに日本のドクターよりは上でした。
また、2013年から日本に滞在している時に、病気になって病院に行っても満足な説明はほとんどなかったですね。こちらから、「抗生物質を処方するってことは、細菌が原因でしょうか?」 と尋ねてもあたふたされるし、「なぜ細菌だと判断されたのですか?」 と尋ねても、明確に説明してもらったことはなかったです。
結局は、日本もフィリピンも信用できるドクターを探して、そのドクターに診察してもらうのが1番だと悟りを開いた今日この頃です。
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そうなんです、相性が1番でしょうね。相性が良ければドクターも時間をかけてくださるし、一生懸命になってくださりますから。