高山勝成という元WBO世界王者&元WBC世界王者は、2009年に日本ボクシング界を離れ、2010年にセブ島のALAジムと契約して以来、たびたびセブを訪れて タランバンにあるALAジムでトレーニングを積んでおり、その度に一緒に食事をしたり、練習を手伝ったりして交流をもっておりました
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先に何故高山選手は日本ボクシング界を出たのかを説明致します 世界のボクシング界は、WBO、WBC、IBF、WBA、と4団体あるのですが、日本ボクシング界はWBCとWBAと2団体しか認めておらず、日本ボクシング界に所属していればWBOやIBFには挑戦できないのです(日本も本日4/1から両団体に加盟) WBCとWBAはもう既にとったので、高山選手は残りのWBOとIBFがほしいがために、2009年に日本ボクシング界から決別し、その後南アフリカで3試合、フィリピンで1試合、そして今回のメキシコと常に海外で試合を行った来たのです
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そして、昨日(現地時間では3月30日) 敵地メキシコでIBF世界王者のマリオ・ロドリゲスを大差の判定で下し、世界王者(IBF)に輝いたのです

これは、凄い偉業なのです というのも、日本人ボクサーは日本でしか勝てないようで、海外でタイトルを奪ったのは1992年の平仲選手以来なのです(その前は1968年の西城選手) その間、確か日本人ボクサーは40連敗以上しているのです そして、海外での防衛戦も勝てないようで、1985年の渡辺二郎選手(韓国)と2009年・2011年の西岡選手(メキシコ・アメリカ)の3例しか記憶にありません・・・

それなのに、高山選手は大阪から30時間以上もかけて敵地に行き(現地プロモーターがやたらと時間のかかるフライを送ってきた。また、ロサンゼルスからメキシコ・ティファナは長距離バスだったんです)、3対0(119-109、117-11、115-113)で破っての戴冠なのです

思えば2011年末、ジョイとの世界戦が流れそうになった時も(南アのプロモーターがとても卑劣で、何度も変更を言って来たりもしました)、くじけず・くさらず、ひたすら自分を信じ・前向きな姿勢を見せてもらって、真の勇者の姿を見せてもらいました

また、ウェイトコントロールの為に 夕食にはよくレッドハウス(台湾しゃぶしゃぶ)やレモングラス(ベトナム料理)に行っていたのですが、その際には断固たる決意を聞かされ、「これならすぐに世界王者に返り咲くだろう」 と思わされたものでした
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繰り返しますが、これは21年ぶりの偉業・快挙です 

明日、高山選手一行は日本到着と伺ってますが、帰りも30時間かかるのかな

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