本日、マニー・パッキャオvsブラッドリーの試合がラスベガスであったのですが 凄い番狂わせが起こりました

日本人の方のほとんどは、マニー・パッキャオの事を知らないので 日本人ボクサーと比較しながら少し簡単に説明します 現在、世界に4つのボクシング団体があり、階級も17階級ということや、様々な王者が作られている為、世界王者が70人以上乱立して 誰が強いのかわかりにくい状態になっております。簡単な指標として、リングマガジン社がパウンド・フォー・パウンドというのを架空で作っておりますが(もし同じ体重で戦った場合のランキング)、マニー・パッキャオは世界1位です。(もしかしたら、1位が空位で2位になったかも?) ちなみに、本日の相手ブラッドリーは世界8位ですが、日本で有名な亀田選手や長谷川選手は入っておらず、おそらく200位とか500位ぐらいではないでしょうか・・・・
http://ringtv.craveonline.com/ratings/

また、ファイトマネーですがパッキャオは1試合だいたい20億円ほど(ペイパービューを入れると、とんでもない数字になります)なのですが、日本人の世界王者の8人は合計しても1億円にはいかないでしょう これは、勿論パッキャオと日本人の世界王者の強さ・知名度の違いだけでなく、アメリカと日本とのマーケット規模の違いからそうなるのです

今回の試合は、「もしブラッドリーが勝てば11月10日に再戦をする」と事前に言われていたので(プロモーターは会場を押さえているかも)、「判定になればブラッドリーが勝つのでは?」 と僕は冗談で昨日と本日、数名の日本人のボクシング・ファンの方には言っておりました。(判定は3人のジャッジがやりますが、たまにプロモーターの意向が介在します。特に、日本・タイ・韓国が酷いですね) 理由は簡単で、パッキャオが勝つのは当たり前なのでパッキャオが勝ってもニュースにはならいし(また次の対戦相手を探すのも大変)、パッキャオがここらで一回負けて再戦となれば、もっと大きなお金が動くという図式があるわけです。

でも日本の世界戦とは違い、パッキャオの世界戦はほぼ全世界が注目しているので そんなバカげた判定は難しいと思いながら試合観戦をしていて、またかなり明白にパッキャオの勝ちが解る試合だったにもかかわらず、2対1(115-113、113-115、113-115)でパッキャオが負けにされたのでした

※コンピューター計測では、パッキャオの総パンチ数は751でヒット数は253(ヒット率34%)なのに対して、ブラッドリーの総パンチ数は839でヒット数は159(ヒット率19%)。また、パッキャオのほとんどのヒットはパワーパンチで、ブラッドリーのほとんどのヒットはジャブ(軽いパンチ)とう結果も出てます。

アメリカのスポーツ界は巨額の金が動くだけに、凄い世界だなと思いました 1人のプロモーターが、勝敗を左右してしまうのですから それも、お金の為に・・・・

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