日本人にはあまりしられていないのですが、世界で有名なマニーパッキャオを今回は紹介致します

パッキャオはMost Influential People(世界で最も影響力のある人物100人)」の「Heroes & Icons(英雄と象徴)」部門の2009年版に選ばれ、世界の英雄として認められているフィリピン人なのです

ボクシングにおける活躍は、ボクシング史上2人目の6階級制覇王者というより、(現WBO世界ウェルター級スーパー王者、元WBC世界フライ級王者、IBF世界スーパーバンタム級王者、WBC世界スーパーフェザー王者、WBC世界ライト級王者、WBC世界スーパーウェルター級王者。アメリカでは実質10階級とも言われております)、
体重差を乗り越えて各階級の人気選手・実力者を片っ端から倒し続けている事で 有名ですね!

ちなみにパッキャオが初めて世界チャンピオンになった時はフライ級(50.8kg)なのですが、昨年はなんとスーパーウェルター級(69.85kg)の契約で180cmのマルガリートを一方的に打ち破っております(ちなみにパッキャオは166cm)w(゚o゚)w オオー!

それにしても アメリカを本拠地として一試合に数十億も稼ぐスーパースターであるパッキャオが何故 政治家になったのか? それは、パッキャオの幼少時代に その日の食事にも事欠く生活があって、近隣にも随分と助けてもらったと語り、その人達の為にも恩返しがしたい。そして、その両親の貧困に苦しむ姿を直に見て来ていた為に、十代の頃から政治家になって貧困社会を無くすことを人一倍思い描いていたと言われております。
だから、パッキャオは稼いだお金で孤児院に寄付したり、資金難の学校へ寄付をしたりしているのでしょう。前回の選挙でも語っていた…「ボクサーであってもフィリピンの国から貧困を無くしたいと言う思いは片時も僕の気持ちから消えたことがない!これは神から与えられた僕への使命であり運命なのだ!」と・・・
ちなみに、パッキャオはミンダナオ島ジェネラル・サントス市で貧しい野菜農家で生まれ、小学校時に父が行方不明になった為、母を助ける為 路上で花・煙草・パン等を売って生活のたしにしておりました。また 14歳でマニラに移ってからは路上生活をしたり日雇いの建設作業員としての苦しい日々を送っておりながら、ボクシングにあけくれていたのでした

荒削りではあったが その頃から天性の超ハードパンチャーぶりを見せていたパッキャオは、20歳になる前にタイのチャッチャイ(ユーリからタイトルを取ったボクサー)を逆転KOし、世界チャンピオンになったのですが、パンチ力だけで勝てるほどボクシングは甘くはなく、すぐに王座から陥落しました。しかし、その2年後に幸運が訪れたのです。王座座挑戦者候補だった選手二人が故障で出場を辞退した際、トレーナーのフレディ・ローチに挑戦者に抜擢され、番狂わせのKO勝ちでIBF世界ジュニアフェザー級(現スーパーバンタム級)王座を奪取したことから、パッキャオの信じられない番狂わせの連続?が始まったのです。(その後の事は、大多数の方が知っているので省略です)

最後に、パッキャオのエピソードのいくつかを紹介致します
・パッキャオの試合日はフィリピンの犯罪は0
・ミンダナオ島での紛争も、パッキャオの試合が行われる度に「皆でパッキャオを応援するべきだ」という理由で双方が戦闘を見合わせて、テレビの前でパッキャオを応援している
環境天然資源相が2009年度予算の上院審議をすっぽかして、パッキャオの試合の応援に駆けつけましたが、「パッキャオ選手の応援は予算と同じくらい重要だ」と答弁をしたそうです
・最近の試合では、事前に試合後の祝勝コンサート会場を予約している。試合後は、夜明けまで歌っている
・2chに“パッキャオvs恐竜”というスレがあり、戦えばどちらが強いのか?を真面目に論議している

さすが、パッキャオ

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