台湾からの素晴らしい日本への援助で、海外の人達の日本への無償の援助の事を考えさせられました  そして、約25年前もトルコからの素晴らしい援助があった事を思い出しました 

その援助内容とは、イラン・イラク戦争でのさなか・・・ (以下、ウィキペディアを参照)両国の都市爆撃の応酬が続く最中の1985年3月17日、48時間の猶予期限以降にイラン上空を飛ぶ航空機は、無差別に攻撃するとサダム・フセイ大統領が突如宣言した。この宣言後、イランに住む外国人についてはそれぞれが国籍を置く国の航空会社や軍による脱出が急遽計られたが、在イラン日本大使館では手を尽くして救援機を派遣した各国と交渉したものの、いずれの国も自国民救出に手一杯であり、希望者全てを乗せてもらうことは到底かなわず、いまだ200名を超えるイラン在留邦人が全く脱出方法が見つからずに生命の危機に瀕する状況にありました 

当初、日本航空のチャーター機での脱出予定でしたが、日本航空はなぜか拒否 Σ('◇'*)エェッ!?  が、土壇場で個人的な親交に一縷の望みを託した野村豊在イラン日本国特命全権大使がイスメット・ビルセル在イラントルコ特命全権大使に救援を要請したところ、トルコ府が応じトルコ航空の自国民救援のための最終便を2機に増やしてくれたので、215名の日本人がそれに分乗して期限ぎりぎりで危機を脱することができた。

なお、トルコ機は近隣に位置することから陸路での脱出もできる自国民に優先して日本人の救出を計ってくれ、実際この救援機に乗れなかったトルコ人約500名は陸路自動車イランを脱出した。(このようなトルコ政府とトルコ航空の厚情の背景には、1890年明治23年日本に親善訪問した帰途、和歌山沖で遭難した際日本から救助を受けた恩義に報いるという意識もあったと言われていいますが、100年近い前の恩義を覚えてるだろうか? あまり関係ないのでは?)


こうしたトルコからの協力ですが、トルコ側にはなんのメリットもないでしょう  しかし、国境を越えた素晴らしい関係が存在するのです  日本は経済大国で、教育もきちんとしていて先進国ですが、こういった風に海外からも支えられている事を認識する事も大事だと思い、今回はトルコ政府の協力を掲載致しました  


ps.この救出劇は「プロジェクトX」でも紹介され、動画サイトamebavisionで見る事ができると思います。


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